2000.9.5 更新



イギリスに永く住んでいると、こんな片田舎にいる私でさえ、何人かの日本人に出くわすことがあります。大抵は短期間のツアーで訪れる人々ですが、その人々は、私がイギリスに根をおろして生活しているというだけで、日本人のものさしでイギリスでの不可解さを知りたいとばかりに、この私にとっては不思議な?質問を浴びせることが、しばしばあります。

日本の友人から、時々やってくる便りの中にも『イギリスではどうなの?』とか、日本で会う欧米人を全部一まとめにして、私に尋ねてくるときがよくあります....




イギリスでの駐車違反?(2001.9.5)

今日本で駐車違反を取り締まるのは警察。特におっかない婦警さんなんかが 『見張り役』 なんですね。イギリスで駐車違反を取り扱うのは trafficwarden という職業。 警察はもっと重要な事件に専念すべきということでしょうか。

『駐車すると他の人の迷惑になるような、または危険な路上』 が駐車禁止になる、と いうのがもともと 『駐車禁止』 となる理由です。
double yellow line (黄色い二重線) のひいてある箇所は駐車禁止です。

たとえば、ちょっとした買物で短時間車を停めたい商店街とか、配達の車がひんぱんに駐停車する通りがあるとします。こういった場合イギリスでは、たくさんの人が停車したいのだから 「たくさんの人に平等にチャンスを与えましょう!」 という考えに行き着きます。『駐車は45分以内。』 などというサインがある路上駐車は無料。有料の場合もありますが、日本と比べものにならないくらい安いんです。自販料金メー ターを捜して必要な時間分のチケットを手に入れ、車の窓の内側にそれを表示しましょう。時間オーバーの場合は traffic warden が 「駐車違反」 の紙をあなたの車のワイパーにはさんで行きます。運悪くこれをいただいてしまったら、早めに指定地宛に罰金額の小切手を送って、ハイお終い。
異議を申し立てたい場合はその旨を書いて送りましょう。

どこぞの国では、高級料亭やバーの前 (当然駐車禁止) に停められるお金持ちや著名人の車はなぜか 『駐車禁止』 にならないそうです。
不思議ですね。



イギリスの"肩こり"?(2000.7.24

今までに何度か「イギリスには "肩こり" というものはないんですか?」 という質問をされました。反対に質問の理由をお尋ねすると、「イギリスにはトクホンが売っていないので」 という答えが返ってきたのは、15年ばかり前のことです。

私としては、トクホンのようなものが売られていない理由は、イギリス人が毛深いからではないかと考えていました。あのぺたぺたしたのを毛深い肌に貼ったとしたら、はがす時の苦痛は想像を絶するであろう…と。

それはさておき、乳幼児を抱きかかえて肩こりに悩まされていた頃の私は、日本の両親に頼んでトクホンをエアメイルしてもらったものです。イギリスの薬局で日本製のそれを見かけるようになったのは、多分6年くらい前からだと思います。 肩こりは stiff neck、肩たたきは shoulder massage と言います。stiff neck と頭痛はきってもきれないものなので、むしろ肩のこりというより、 tension (頭、首、肩にかけてはしる痛み) という言葉を選ぶ人の方が多いとはいえ、日本人の言うところの "肩こり" は日本人のみにかせられた疾患(?)ではないと思われます。

「中国人が日本に来て初めて "肩こり" を知ったという話を聞いたから」 とおっしゃった方もいました。中国からの知人達の話では "肩こり" にあたる単語はないかもしれないけれど 「肩がはる」 「首のつけねのあたりがこる」 という現象に悩まされた経験は、当然あるとのこと。

本当に "肩こり" のない国があったら、移住したいと考えている人はたくさんいるはずですよね。



イギリスでの写真の現像は?(2000.5.26

イギリスで写真の現像をした場合、そのネガを持ち帰って日本で焼き増しすることは出来るのでしょうか? というご質問にお答えしましょう。

出来ます。その逆(日本のネガをイギリスで)も可能です。ただ、色が微妙に異なるようです。アメリカ人の友人がうちのまわりで撮った写真を帰国後現像して送ってくれたのですが、イギリスの空がカルフォルニアの空の色になっていました。日本で現像される写真も、日本色になる可能性大ですが、あまり神経質になることもないと思います。

イギリスの写真のサイズは日本のと違う!とパニックに陥る方がいらっしゃるようです。ご心配なく、日本と同じ "普通サイズ" にも焼いてくれます。イギリス人は "普通の30%増しサイズ" が好きなので、写真やさんによっては普通サイズと "普通の30%増しサイズ" を同じ値段にしているところもあります。最近は、何も言わないと自動的に "普通の30%増しサイズ" にされることもあるようです。普通サイズにすると現像料が少し安くなる場合もあるので、サイズと料金表をよく読んでから注文しましょう。

郵便局や大きなお店には郵送現像サービス用の封筒が置いてあります。速達で手元に届く上、無料フィルムが同封されてくるものもあり、料金、サービスもなかなか良いようですし、いちいちお店まで行く手間も省けます。長期滞在の方にはお勧めです。

日本にいる時と同様イギリス滞在中も、お値段と仕上がりをよく比較して「ごひいき店」を決定しましょう。 。



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